ボルダリングの上達のコツを動画で紹介!~ホールドの持ち方編~
ボルダリングにはまりだすと、「どうしたら早く上達するのか?」
というふうに考える人がほとんどだと思います。
始めたばかりの人はどうしても、クライミング経験が少ないため
ホールドの持ち方や、ムーブの種類を使いこなせないため、
登り方がワンパターンになりがちです。
そこで今回は、ホールドの持ち方について学んでおきましょう!
ホールドの持ち方について
ホールドは様々な形があり、これを正しく持つことが、
ボルダリンクの上達への第一歩!
握力任せで適当に持っていると、指や腕に負担がかかり、
すぐにバンプアウト(筋肉が張ってホールドが持てない状態)
して登れなくなるからです。
様々な形状があるので、各ホールドに適した持ち方を覚えましょう。
また、ホールドの向きに合わせて体の位置を変えたり、
身体の位置に合わせて最適なホールドを選択したりすことも大切。
何度も登るうちに、指や腕に負担のない体の動し方を覚え、
指の保持力もつくので一見持ちにくいホールドも持てるように なります。
①ガバ
初心者が登る課題(7~10級)の多くはこちらのホールドが
中心に構成されていますね。
ホールドの特徴としては、上部にくぼみがあり、
かなり持ちやすい形状のホールドです。
全部の指がすっぽり入るものもあれば、3~4本しか
入らないものもありますが、かなり持ちやすいので
しっかりと指を入れてしまえば安定して持てますよ。
②カチ
第二間接を立て、薄いホールドに指の腹を密着させる。
さらに指 同士をギュッとくつつける。
親指は人差し指に乗せると安定する。
ホールドの幅に合わせて手のひら全体で持とうとしても、
薄いので 力が入らない。
指を繍くと力が分散してしまうので、きちんとくっつけよう。
解説動画
③ピンチ
両サイドを挟むように持つホールド。
親指とそのほかの4本の指で挟むように持つ感覚。
親指が一番指の面積も広く力が入りやすいので、
親指でしっかりと支えることが大事。
④パーミング
全体がのっぺりとカーブしていて、引っかかりが薄いホールド。
初めて登る場合などは、どのように持てば良いかとまどいがち。
指同士を密着させて手のひら全体で持つ感覚が大事。
指の第一関節に力を入れて、ひっかけながら押さえつけると
安定感が増すことも。
注意点としては、腕が曲がってしまうと滑って離れて しまうので、
なるべく体を下げて、腕を伸ばした状態に するのがコツ。
また、ひじはなるべく曲げず、指は密着させ、脇をしめる こともポイント!
解説動画
⑤ラップ
ドアノブのような変わった形のホールド。
ガバを横から持つようなイメージでつかむと
信じられないぐらいしっかりとつかむことができる。
片手でぶらーんとぶら下がることもできちゃいますw
突起をつかむように握ってしまうと、指や腕に負担が
かかってしまうので、注意が必要!
解説動画
⑥ポケット
一部分がくぼんでいたり、ぽっかりと穴が開いていたりする ホールド。
手の大きさによって入る本数が変わりますが、
なるべく多くの指が入るようにするのがポイント。
指の入る本数で、
ワンフィンガー、ツーフィンガー、スリーフィンガー と持ち方を呼びます。
2本指で持つ場合、中指と薬指か、中指と人差し指で。
それ以外の指はホールドに近づけない。
中に入っている2本指以外の指がそばにあると2本指に 力が入らず、
腕にも負担かかるので、思い切って 2本指に任せるのがポイント。
⑦アンダークリング
ガバが下側についたような形状のホールド。
身体側にひくようなイメージで持つと安定して持ちやすい。
基本的には身体の位置が上にあればあるほど安定する。
⑧ガストン
親指が下側に向くように持つホールド。
斜め上向きについたホールドを、体の外側に 向かって
押し出すように持つのがポイント。
⑨サイドプル
こちらのサイドブルは、ガストンとは反対に、
横向きについたホールドを体の内側へと引く持ち方。
⑩プッシュ
プッシュは、ホールドを下方向に押し出すようにして効か せる持ち方。
ホールド上部に手を当てて体を押し上げよう。
また、しっかりと腕を伸ばした状態にすることが安定する ポイント!
⑪ジャミング(おまけ)
人口壁ではあまりお目にかけることは少ないが、
自然石では多くあるこのジャミングと呼ばれる、
岩の隙間をモチーフにしたホールド。
手をくぼみの中に入れてすぼめれば、
引っかけるような 感覚でホールドでくぼみの上部を
使ってラップのように 持つものも。
参考動画
最後に
ホールドの持ち方や名前は登っているうちに自然と
覚えていくとは思いますが、
最初は全く知らない 言葉ばかりで戸惑うと思います。
説明されたときにどういう持ち方を言っているのか
理解できる 程度で覚えておくといいですよ~。
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