ボルダリングのグレード!テープの色との関係は?
ボルダリングを始めるとよく耳に飛び込んでくるのが
「この○級の課題むずかしいなぁ」
「○級全部登れたから、今度からは○級を登ってみようかな」
といった会話ではないでしょうか。
また、色とりどりのテープがびっしろと壁に貼られていて不思議に思うことでしょう。
そこで今回はグレードとテープの色の関係について解説していきたいと思います。
ボルダリングでは「課題」の難易度を表す「グレード」というものがあります。
課題
「課題」とは、スタートからゴールまで決められた
コースのことです。
課題で指定されたホールド以外は使ってはいけません。
使っていい課題かどうかを見分けるため、カラフルな
テープなどの目印がついています。
グレード
そして「グレード」が上がるごとに、当然ですが登るのが
難しくなってきます。
簡単なものは「足自由」というものがあり、手だけを
決められたテープの貼られたホールドだけを使って登る課題で、
初心者の方はこの「足自由」課題から始めるといいですよ。
難しいものになるとほとんどが「手足限定」となり、
手も足も決められたテープの貼られたホールドだけを使って、
登ることになります。
足で使うホールドを識別しながら登らないといけないので、
どのあたりに足のホールドがあるのかといったことを記憶しておく
必要がり、「足自由」に比べるとグッと難易度があがりますね。
グレード表記
日本では級・段での表記が一般的です。
だいたい8級くらいからあり、1級の上が初段・2段と
難しくなっていく仕組みです。
他の例でいえば、書道やそろばんなどとも一緒ですね^^
ジムに行くと、たくさんのカラフルなテープでマークされていて、
このテープの色分けによって、諜題の難易度がわかるように
なっています。
こちらがその難易度を示す表の写真です。
グレード表
最初に使うホールドには「スタート」や「S」といった文字が
書かれていたりします。
中には「両手S」「右手S」「左手S」「右足S」「左足S」と
いったふうに、スタートする際に使うホールドを細かく指定して
いるケースもあります。
同じ壁でも、難易度が変わると「これって同じ壁なの?」と
思うぐらい、まったく違う表情を見せてくれます。ま~それが
「ボルタリングの奥深さ」でもあり、面白さでもありますね。
高いグレードの課題が登れるようになると客観的に自分の成長を
感じることができるので、目標や目安にするとモチベーション
アップとしても有効ですね。
グレーディングの誤差
ただしグレードの基準は必ずしも明確ではなく、ジムによって
かなりばらつきがあるので、誤差もあることは覚えておいた方が
いいです。
普段通っているジムで「3級まで登れるようになった~」と思って
別のジムに行ったら、同じ3級のはずが、全然登れないなんてことは
よくある話ですw
ですので、あまりグレードにこだわりすぎると全く登れなかったときの
ショックがでかいので、あくまでも目安として捉えるようにするといいですね(^^)
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