ボルダリングの意味ってそもそもなんなの?
「ボルダリング」と聞いてすぐに意味が分かる人はそうそういないと
思います。
※ わかる人は相当英語が達者な人か、マニアックな雑学王でしょうw
ボルダリングはフリークライミングの一種です。というと、
「じゃ、フリークライミングって何?」って話になると思いますw
では、ボルダリングの説明をする前に、フリークライミングという
言葉を学んでおきましょう。
フリークライミングとは、「道具を使わず登ること」をいいます。
ロープやカルビナは落っこちたときに命を守るための道具であって
登るために使う道具ではないのでここで言う「道具」にあたりません。
ロープはこんなの↓
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カルビナはこんなの↓
<画像>
反対に、道具を使って登るクライミングは「エイドクライミングと」
言われており、ロープ自体をつかんだり、アブミと呼ばれる
縄ばしごのようなものを使って登るタイプのクライミングです。
<画像>
そして、フリークライミングにも2つの分野に分かれており、
「ルートクライミング」「ボルダリング」があります。
両者の違いは、ズバリ「ルートクライミング」は、命綱として
「ロープ」を使って登りますが、「ボルダリング」は命綱の
「ロープ」も使わずに登ります。
「え?ロープを使わなかったら危ないんじゃないか!?」と思うかと
思いますが、安心して下さい、地面に分厚いマットをひいてますので、
落ちても大丈夫なんです。
また、「ボルダリング」の場合、高さが3~4メートルほどなので
よほどの高所恐怖症じゃ無い限り、高さに対する怖さを感じることなく、
クライミングを楽しむことができますよ。
もともとボルダリングの由来は、英語で、低い岩を意味する
「Boulder/ボルダー」という言葉があり、低い岩を登ることから
「Bouldering/ボルダリング」に派生したと言われています。
また、安全性を重視し、危険性や冒険性を排除したクライミングのことを
「スポートクライミング」と呼びます。
※「スポーツ」の間違いかと思いましたが、複数ではないからスポーツが
間違いだそうですw
そんなことから、人口壁のボルダリングもこのスポートクライミングに
該当します。
「リードクライミング」と「ボルダリング」はどちらも
フリークライミングというジャンルでは同じですが、
必要となる道具(大きくはロープ、カルビナ)が違い、
シューズとチョークさえあれば、気軽に簡単に登れるという意味では、
お手軽面で、やはりボルダリングが勝っているのではないでしょうか。
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